Chapter 4 Let us cling together (B Side) 
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Chapter-4


 手を取り合って 
B SIDE



<MAP>

from "A side"
(ハイム城)(フィダック城)バハンナ高原ブリガンテス城ヘドン山バンハムーバの神殿(ハイム城)

This side
フィダック城ランベスの丘バーニシア城フィダック城ヨルオムザ峡谷ウェアラムの町ハイム城空中庭園入口天と地の狭間旧時代の遺跡封印の間

Byways
クァドリガ砦の海賊(Nルートのみ) ・ 港町ゴリアテ(Lルートのみ) ・ 悲しみのシェリーベルモルーゼ台地(Lルートのみ) ・ 禁呪捜索沈没船ラムンゼン号の引き上げハボリムの正体 ・ ボルダー砂漠 ・ デネブ・見舞いに行く死者の宮殿

 ◆王女の消息
王都ハイムに潜入していた密偵が王女の所在をついにつきとめた。
暗黒騎士団が軍事演習の視察を口実に バーニシア城へ連れ出していたのである。
王女救出を掲げて解放軍はいよいよバクラム制圧下の地へ進軍することに・・・。

デニム
「王女の所在をつきとめたというのは本当か?


「バーニシア城で軍事演習を行なっている暗黒騎士団に同行しておりました。

デニム
「モルーバ様、バーニシア城にドルガルア王の墓があるのですか?

大神官モル−バ
「わしにはわからん・・・。
 王が亡くなられたとき、わしは既に王都を離れていたのでな。それに・・・・・・・。

デニム
「それに・・・?

大神官モル−バ
「王が王家の墓所以外に葬られたという話しなど、わしは聞いておらぬ。
 事実、王妃や王子は王都にある王家の墓所に葬られたのだからな。

デニム
「とすると、奴らが捜しているのは王家の墓所とは別の墓という事か・・・。

大神官モル−バ
「・・・バーニシアへ進むしかあるまい。

デニム
「そうですね。
 ブランタもまさか、我々がバーニシアを攻めるとは思わないでしょう。
 それに、暗黒騎士団を相手に王女救出を掲げて戦うのですから民の反感を買う事もないはず。

大神官モル−バ
「うむ、そのとうりだ。

デニム
「よし、戦いの準備を始めろ。
 一個大隊をヨルオムザ峡谷へ派遣し、バクラム軍の注意をひくよう命ずるのだ。
 その間に僕が兵を率いてバーニシ ア城を攻めよう!

側近
「ハッ、仰せのままに。

デニム
「これからが正念場だ!


→Next map is "Lambeth Hills"
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■ランベスの丘  紫紺のパジョー(ドラグーン)所属:バクラム・ヴァレリア国

紫紺のパジョー
「どうして貴様がここにッ! ヨルオムザ峡谷の部隊はオトリか!
 バーニシアから南下するつもりだろうがそうはさせんッ!
 ここから先へは一歩も通さんぞッ!

紫紺のパジョー<死亡時>
「バ、バクラム人のくせに・・・・・・

→Next map is "Castle Bernicia"
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■バーニシア城城門前 リーダーなし (テンプルナイト)所属:暗黒騎士団ロスローリアン

暗黒騎士
「き、貴様らは解放軍!! 何故、バーニシアにッ!?

デニム
「武装を解き、投降しろ! 抵抗しなければ命だけは助けようッ!

暗黒騎士
「ふざけたことをッ!
 オズ様、オズマ様の仇討ちだ! ロスローリアンの誇りをみせてやるッ! いくぞッ!!


デニム
「よし、先へ進むぞ!!
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■バーニシア城中庭  暗黒騎士バルバス (テンプルコマンド)所属:暗黒騎士団ロスローリアン

暗黒騎士ランスロット
「よもや、ここをかぎつけられるとは思わなかったぞ。

暗黒騎士バルバス
「誰かが解放軍に情報を流したのでは?

暗黒騎士ランスロット
「司祭か・・・・・・? ・・・・・・よくよく嫌われたものだな。

暗黒騎士バルバス
「どちらにしても都合がよい。オズマらの仇をとってやる!

暗黒騎士ランスロット
「おのれの力を過信するな! 以前の奴等とは違うぞ、バルバス!

暗黒騎士バルバス
「・・・このオレの力を信用できないのか?

暗黒騎士ランスロット
「子供だと思ってナメてかかると痛い目にあうと言っている!

暗黒騎士バルバス
「いずれにせよ、奴等と戦うことにはなる!

暗黒騎士ランスロット
「・・・・・・・・・。

暗黒騎士バルバス
「団長、あんた、まさかこの島から撤退するつもりじゃ・・・・・・?

暗黒騎士ランスロット
「状況に応じて作戦を中止し、撤退せよとの命令が出ている・・・。

暗黒騎士バルバス
「なんだと!

暗黒騎士ランスロット
「陛下のご命令なのだ・・・。無視するわけにはいかん! それに・・・。

暗黒騎士バルバス
「まだ敗れたわけではない! 戦いもせずに帰れるものかッ!!

デニム
「姉さんッ!!
 タルタロス! 姉さんを返せッ!!

暗黒騎士ランスロット
「ここは貴公に任せるぞ!

暗黒騎士バルバス
「ああ、やつらに実力の違いを思い知らせてくれるッ!

暗黒騎士ランスロット
「行くぞ、カチュア!

暗黒騎士バルバス
「待っていたぜ、小僧ッ!! 正面から攻めてくるとはいい度胸だ!

デニム
「そう言って、おまえの仲間は死んでいったぞ!

暗黒騎士バルバス
「生意気なガキだ! ・・・おまえにいいものを見せてやろう。
 これがなんだかわかるか?
 これは『ジュウ』と呼ばれるカラクリ兵器でな、魔法よりすごい威力なんだとよ。

暗黒騎士バルバス
「くそッ、やっぱりこんなものはダメだ!
 おい、貴様ッ! 貴様が持っていろッ!

暗黒騎士バルバス
「騎士は剣で戦えということだな! いくぞ、デニムッ!!


<A>カノープスがいる場合(L,N,C)

風使いカノープス
「貴様か! ライムを襲い、無抵抗の民間人を手にかけた暗黒騎士はッ!
 しかも、この俺の舎弟にまで手ェ出しやがって! ランスロットをどこへ隠したッ!!

騎士ギルダス (ギルダスがアタックチーム内にいる場合に追加)
「おいおい、いつから団長はアンタの舎弟になったんだよ!?

風使いカノ−プス
「るせーッ! 細かいことを言うなーッ!

暗黒騎士バルバス
「鳥の分際で、人間様に意見する気か!? ヤキトリにしちまうぞ、オイッ!

風使いカノ−プス
「てッ、てめぇッ!! オレのことをトリと呼びやがったなッ!


<B>ギルダスがいる場合(L,C)

騎士ギルダス
「どこかで見た顔だな・・・。どこで見たんだっけな・・・。
 そんな、小便くさい悪人ヅラは一度見たら忘れるわけないんだがな!

暗黒騎士バルバス
「ゼノビアの騎士か! フン、死に損ないがッ!!

騎士ギルダス
「もう一人、まぬけヅラした道化師はどこへ行った?

暗黒騎士バルバス
「マルティムのことか!? ・・・そうか、おまえか!
 マルティムの技を受けて命ごいした、なさけない騎士ってのは!

騎士ギルダス
「口だけは達者だなぁ! そのへらず口を治してやろうッ!


<C>ミルディンがいる場合(L,N,C)

騎士ミルディン
「ライムでの借りを返させてもらいましょうか。

暗黒騎士バルバス
「ライムで敗れた騎士が何を言う!
 おまえのようにひ弱な色男はさっさと剣を棄てて、女でも口説いていりゃあイイんだッ!

騎士ミルディン
「いらぬ心配です。私の心配よりご自分の身を案ずるべきだ・・・。
 でないと、あの世で女性を口説くことすらできぬ顔になりますよ。


<D>ヴァイスがいる場合(L)

ヴァイス
「オレはおまえを知っている! 知っているぞッ!!

暗黒騎士バルバス
「なんだ、小僧ッ! オレに何か用かッ!!

ヴァイス
「デニム、こいつだッ! こいつがゴリアテを襲ったヤツだッ!!

デニム
「なんだってッ!? じゃあッ!

ヴァイス
「そうだ、オレの親父を殺したのはこいつだッ!!

暗黒騎士バルバス
「ほう、あのときのガキかッ! なら、親父の所へ送ってやるぜッ!

ヴァイス
「それはこっちのセリフだッ! 親父にワビをいれてこいッ!!


暗黒騎士バルバス<HP減少時>
「む・・・・・・、このオレがプレッシャーをかけられるとはッ!
 ・・・・・・言い訳は立つか。

デニム
「待てッ! バルバスッ!!
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■バーニシア城城内  暗黒騎士ランスロット (デステンプラー)所属:暗黒騎士団ロスローリアン

<A>カチュアがマップに登場する場合<モルーバの問いに"・・・それだけはできません。"と答えている>
<B>カチュアがマップに登場しない場合<モルーバの問いに"それも仕方ありません。"と答えている>


暗黒騎士ランスロット
「バルバス、貴様、おめおめと生きて戻ってくるとは・・・・・・!

暗黒騎士バルバス
「・・・・・・・・・。

暗黒騎士ランスロット
「ハイムへ戻るぞ!

暗黒騎士ランスロット
「口ほどにもないヤツめ!

暗黒騎士バルバス
「・・・・・・・・・。

→Go back to "Castle Fidach"
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 ◆フィダック城

<A>カチュアが生きている場合
<B>カチュアが戦闘で死亡した場合
<C>カチュアが自殺した場合
→Next map is"Joromzah Canyon"
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■ヨルオムザ峡谷  拘泥のスタノスカ (ビーストテイマー)所属:バクラムヴァレリア国

拘泥のスタノスカ
「劣等民族に加担する裏切り者めッ!この谷より先へは一歩も進ませんぞッ!

拘泥のスタノスカ<死亡時>
「なぜ・・・・・・、同胞のために・・・・・・働こうとはせん・・・の・・・だ・・・・・・

→Next map is"Wereham"
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■ウェアラムの町  人斬りハンゾウ (ソードマスター)所属:バクラムヴァレリア国

人斬りハンゾウ
「そうか、貴公がゴリアテの若き英雄、デニムかッ! なかなか良い面構えをしておるな。
よかろう、我ら紫苑聖騎士団がお相手いたそうッ!

人斬りハンゾウ<死亡時>
「百戦錬磨の我らが敗れるとは・・・

→Next map is"Castle Heime"
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■ハイム城

Which choose ?

→ハイム城城門前
→ハイム城裏門前

■ハイム城城内  司祭ブランタ (ビショップ)所属:バクラムヴァレリア国

暗黒騎士バルバス
「どうだ?

暗黒騎士マルティム
「バールゼフォンのおっさんが持っていたぜ!

暗黒騎士アンドラス
「形勢が悪いようだな・・・。

司祭ブランタ
「な、何をしておるッ! やつらが来るぞッ!

暗黒騎士バルバス
「では、打ち合わせどおり、空中庭園へ退くぞ。

司祭ブランタ
「貴様ら、どういうつもりだッ!

暗黒騎士バルバス
「能なしの分際で俺たちに命令する気かッ!?

司祭ブランタ
「な、なんだとッ!! それがわしに対する口の聞き方かッ!!

デニム
「ブランタッ!! ここまでだッ!!

暗黒騎士マルティム
「チッ、早すぎるぜッ!

司祭ブランタ
「貴様ら、逃げる気かッ!!

暗黒騎士バルバス
「あんたの頼みは聞いてやっただろ? 手助けはここまでだ。
 種をまいたのは、あんただ。自分の尻ぐらい自分で拭きな!

デニム
「待てッ! バルバスッ!!


司祭ブランタ
「我が弟・プランシーの息子、デニムよ! 今からでも遅くはないッ! 我が前にひざまずけッ!
 そして、わしと共にヴァレリアを治めようッ!

デニム
「ひざまずくのは貴様の方だ、ブランタ!
 速やかに兵を退き、剣を棄てるならば命だけは助けようッ! が、抵抗するなら容赦はしないぞッ!

司祭ブランタ
「やつらを見ただろう? 暗黒騎士団はこの島から去った!
 わしはやつらの言いなりになっていたにすぎん!
 そうだ、わしはこの島を救うためにあえてやつらの犬となったのだ!ウソではない!
 ドルガルア王を失ったあの時、誰がローディスの干渉を排除できたというのだ!?
 あのとき戦っていたら、我々は皆、やつらに殺されていただろう!
 民を守るために仕方なく、わしはやつらに従ったのだ!信じてくれッ!!

デニム
「ならば、何故、王女が生きていることを王に告げなかった?
 何故、王子が亡くなられたときにそのことを王に言わなかったんだ!!
 貴様はおのれの私利私欲のために、王や父さん、そして姉さんまでをも利用したんだッ!!

司祭ブランタ
「・・・・・・・・・利用して何が悪い! 何が悪いというのだ!
 こうでもしなければ平民出の人間は生きていけないのだッ! きれいごとだけでは無理なのだよ!
 よいか、デニム! この世に『公平』なんて言葉はない! 人は生まれつき『不公平』なのだ!
 だからといって、おのれの生まれを嘆いてどうする!?嘆くヒマがあるなら戦うことだ!
 戦って、すべてを勝ち取るのだ!弱者のままでいたくないのなら戦いの中に身を置くしかないッ!
 おまえだって、そうやって今の立場を得たのだろう?違うと言えるのかッ!?
 誰かを犠牲にして今の立場を得たのだ!そんなおまえが、わしを批判するなど笑止千万ッ!!

司祭ブランタ<死亡時>
「う・・・、な、なぜだ・・・・・・・・・? こんなはずでは・・・・・・・・・

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◆戦争の後始末

<A>カチュアが生きている
<B>カチュアが死亡している
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◆海の見える教会で

 ハイム城陥落後、その地下牢に閉じこめられていたはずの聖騎士ランスロットの姿を城内で見つけることはできなかった。
その消息は知れず、手がかりを知る暗黒騎士もハイムにはいない。そんなとき、『影』が聖騎士らしき人物が教会にいることをつきとめた・・・。


「こちらです。どうぞ。


「どうされました・・・?

デニム
「いや、・・・なんでもない。

若い娘
「あッ! デニム様!

若い娘<カチュアがいる場合>
「お、王女様!!

デニム
「ランスロットさん・・・?
 ・・・・・・!!!!

海を見つめる男
「・・・・・・・・・・・・。

デニム
「これは・・・・・・ランスロットさんのオルゴール・・・・・・?


「あ・・・・・・、ああ・・・・・・・・・、あ・・・・・・・・・・・・・・・あ

デニム
「そんな・・・・・・、まさか・・・・・・!

若い娘
「大丈夫よ・・・。さあ、座りましょうね・・・。

カチュア<カチュアがいる場合>
「イヤーッ!!

若い娘<カチュアがいる場合>
「王女様・・・・・・。

若い娘
「あの・・・・・・、この方とお知り合いなのですか・・・?

デニム
「・・・・・・・・・・・・。

若い娘
「すみません。失礼なことをお聞きして・・・。

デニム
「・・・いや、いいんだ。ただ・・・・・・・・・。

若い娘
「あの・・・・・・、ちょっと待っててください。

若い娘
「・・・この方が持っていらした剣です。

デニム
「これはロンバルディア・・・・・・。

→Next map is "Entrance of Garden in the Air"
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■空中庭園入口  暗黒騎士(テンプルナイト) 所属:暗黒騎士団ロスローリアン

デニム
「ここが空中庭園か・・・・・・。

暗黒騎士マルティム
「待っていたぞ、デニム!

デニム
「観念しろ、マルティム!もう逃げられないぞッ!!

暗黒騎士マルティム
「いい気になるなよ、小僧ッ!!
 我がローディスが本気になればこの島へ10万の兵を派遣することも可能なのだッ!
 ・・・もっとも、おまえたちはこの空中庭園で死ぬことになるがな。くっくっくっく。

デニム
「それで脅しをかけたつもりかッ!

暗黒騎士マルティム
「信じなくても結構! よし、あとは任せたぞ!小僧どもを十分に可愛がってやれ!

暗黒騎士
「ハッ。

デニム
「待てッ! マルティム!!
→Next map is 18F "Between Heaven And Earth"
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■天と地の狭間 暗黒騎士アンドラス (テンプルコマンド) 所属:暗黒騎士団ロスローリアン

暗黒騎士マルティム
「よぉ、ずいぶんと遅かったじゃないか。

デニム
「ローディスの騎士は誇りというものを持っていないらしい・・・。
 正々堂々と戦うことすらできないとはなッ!!

暗黒騎士マルティム
「なんだとッ! 言ってくれるじゃねぇかッ!!

暗黒騎士アンドラス
「やめろ、マルティム。熱くなるなッ!
 ここは私に任せろッ! おまえはバルバスのところへ行けッ!!

暗黒騎士マルティム
「チッ!
 運がいいな、小僧ッ!

デニム
「待てッ! マルティム!!


カノープスがいる場合
風使いカノープス
「その肌、その顔つき、貴様はボルマウカ人だな・・・?

暗黒騎士アンドラス
「・・・・・・・・・。

風使いカノープス
「奴隷であるはずのボルマウカ人が暗黒騎士団のコマンドとはな!
 しかも、その物腰、育ちの良さからして
 さしずめローディスに滅ぼされたニルダム王家の生き残りか・・・?
 フン、祖国を滅亡へ追いやったローディスに尻尾を振るとはたいしたヤツだな!
 何故、やつらに加担する?
 何故、やつらと戦おうとしない?
 何故、やつらと同じことをするのだッ?

暗黒騎士アンドラス
「・・・おまえに何がわかる! 何がわかるというのだッ!
 我がニルダムの民であった者たちがローディスには大勢いるのだ。
 人質なのだよ、私にとってはなッ!

風使いカノープス
「その苦しみをヴァレリアの民にも味わわせようというのか・・・?

暗黒騎士アンドラス
「ならば、この私を殺せッ! 殺してバルバスらを止めるがいいッ!

風使いカノープス
「クッ! わからずやめッ!!


暗黒騎士アンドラス<死亡時>
「う・・・・・・、ここまでか・・・・・・・・・。

デニム
「バルバスたちはどこだッ! どこにいるッ?

暗黒騎士アンドラス
「ドルガルア王の・・・・・・墓に・・・・・・二人がいるはずだ・・・・・・。

デニム
「墓を突き止めたのか!? どこだッ! 墓はどこにあるッ!
 教えてくれッ!

暗黒騎士アンドラス
「場所か・・・・・・? フフフ・・・・・・、この空中庭園の地下さ・・・・・・。
 この塔自体が・・・ドルガルアの巨大な墓石なのさ・・・・・・。
 今頃・・・・・・、バルバスが・・・・・・扉の封印を解いているはずだ・・・・・・

デニム
「ばかなッ! 姉さんがいなければ封印は解けないはずだッ!!

暗黒騎士アンドラス
「ゼノビアから奪ったあの剣を使えば・・・・・・たいていの封印を解くことができる・・・。

デニム
「・・・早く地下へ行かなければ!

暗黒騎士アンドラス
「デニムよ・・・・・・聞いてくれ・・・・・・。
 我がニルダムが滅んだのは・・・・・・この島同様に・・・、民が・・・・・・国がまとまらなかったからだ・・・・・・。
 こうなった以上・・・・・・ローディスはいずれこの島へ攻め込んでこよう・・・・・・。
 その前に・・・・・・ヴァレリアを・・・・・・一枚・・・岩の・・・ような国に・・・・・・・・・

→Next map is "Prehistoric site"
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この先、地域マップへ戻ることがないため、トレーニングやショップ・コマンドを使用することができません。
この点を踏まえた上で、データをセーブしてください。
万が一、敵に歯が立たなかった場合のことを考えるならば、「空中庭園」を攻略する直前のデータを残しておいた方がよいでしょう。

<ここからは激ネタバレの為、文章を背景と同じ色で書いてあります。反転させて読んでください。>
■旧時代の遺跡 リーダーなし (テンプルナイト) 所属:暗黒騎士団ロスローリアン

暗黒騎士マルティム
「まだか、バルバスッ!
 やつらが来ちまうぞッ!!

暗黒騎士バルバス
「あせるな!これだけ封印の種類が違うらしい・・・。

暗黒騎士マルティム
「見ろよ、バルバス。残ったのは俺たちだけなんだぜ!
 トラップや封印はもうたくさんだ!

暗黒騎士バルバス
「俺に殴られたくなかったら、その口を閉じるんだな!

暗黒騎士マルティム
「チッ!

暗黒騎士マルティム
「ゲッ!!

デニム
「バルバス! マルティム!もう逃げられないぞッ!

暗黒騎士マルティム
「くそッ!!アンドラスまで殺られたっていうのか!

暗黒騎士バルバス
「これだ!これがこの封印を解くための呪文だッ!

暗黒騎士マルティム
「早くしろ、バルバスッ!やつらが来たぞッ!

暗黒騎士バルバス
「ベルロウダ・オンヌ・バリンダ、フィザンラ・レンヌ・フィラーハ・・・
 いにしえの争いより閉ざされし封印よ、主・フィラーハの許しを受け、その役目を終えよッ!!

暗黒騎士バルバス
「よしッ!

暗黒騎士マルティム
「やつらをくいとめろッ!

デニム
「待てッ! バルバスッ!!

→Next map is "Sealed Room"
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■封印の間  暗黒騎士バルバス&マルティム (テンプルコマンド) 所属:暗黒騎士団ロスローリアン

暗黒騎士バルバス
「・・・我は聖天使より与えられし聖剣ブリュンヒルドを持つ者なり。
 神聖なる御名において、我は願う。呪われし魔人たちを封じし聖なる門よ、主の許しを受け、その扉を開けよ・・・!

暗黒騎士マルティム
「・・・これで終わりか?何も起きないぞ!?

暗黒騎士バルバス
「・・・そうだな。

デニム
「そこまでだッ!!

暗黒騎士マルティム
「しつこいヤツだ・・・。

暗黒騎士マルティム
「よく来たな、デニム。どうだ、ドルガルアの遺産は?

デニム
「遺産・・・?

暗黒騎士バルバス
「何も知らんようだな・・・。よかろう、説明してやる。
 過去、ここへやってきた男がいた・・・。

デニム
「過去?

暗黒騎士バルバス
「・・・その男は勇猛果敢な戦士でな、その力で『すべて』を手に入れた。
 しかし、そんな男でも手に入らないものがあった。・・・それは『再生』だ。
 あるとき、男は自慢の息子を事故で失ってしまった。しばらくして、妻も失った・・・。
 失意の中、男は神に息子と妻を返してくれるよう祈り続けたが、その願いはかなうことがなかった。
 怒った男は、神への信仰を捨て、悪魔に力を借りることを思いついた。
 そして、男は悪魔の住む魔界へ旅立っていった・・・・・・。

暗黒騎士バルバス
「オウガバトルの伝説を知っていよう。

デニム
「オウガバトル・・・?
 神話の時代に起こったといわれる人と鬼の戦いのことか?

暗黒騎士バルバス
「そうだ。
 かつて、この大地の覇権をめぐり人間とオウガが、それぞれ神と悪魔を味方につけて争った戦いのことだ。

デニム
「その伝説がどうした?

暗黒騎士バルバス
「結末を知っているか?

デニム
「・・・僕たち人間が勝利し、悪鬼たちは魔界へ去っていった・・・。
 子供でも知っているおとぎ話だ!

暗黒騎士バルバス
「フハハハハハ。

デニム
「何がおかしい!

暗黒騎士バルバス
「それが真実だとしたらどうだ?

デニム
「真実?

暗黒騎士バルバス
「我々が立っている遺跡こそ魔界への扉、カオスゲート!!

デニム
「!!

暗黒騎士バルバス
「そして、魔界へ旅立った男の名はドルガルア!
 そう、貴様たちが崇める覇王ドルガルアだッ!!

暗黒騎士マルティム
「どうやら、カオスゲートが動き出したようだな。

暗黒騎士バルバス
「さて、魔界へ行き、究極の力とやらを手に入れるとするか!

デニム
「そうはさせるかッ!!

暗黒騎士バルバス
「わかっているさ。魔界へ行くのは俺たちだけでいい。
 貴様たちはここで死ねッ!!


<A>マルティムが先に死亡した場合
<B>バルバスが先に死亡した場合


デニム
「ゲートが開くのか・・・・・・?

デニム
「!?

覇王ドルガルア
「我ハ、ドルガルア・・・。ヴァレリアノ神ナリ・・・・・・。

覇王ドルガルア
「大地デ足掻ク卑俗ナル者ドモヨ・・・。神デアル我ニ、ヒザマズケ・・・。

デニム
「神だと・・・・・・?

覇王ドルガルア
「我ニ、ブリュンヒルドヲ与エヨ・・・。サレバ、我ハ大地ニ復活セン・・・。

デニム
「そうか・・・、ヤツはまだカオスゲートにしばられている・・・。

覇王ドルガルア
「我ノ帰還ヲ祝福セヨ・・・・・・!

デニム
「闇の住人となった哀れな覇王よ・・・!
 今こそその魂を解き放ち、妻子の眠る彼岸の地へ送ってやるッ!!


デニム
「まずい! カオスゲートが開こうとしているッ!!
 このままでは魔界に引きずり込まれてしまうぞッ!!

聞き覚えのある声
『風霊の力を得、汝を天高く舞いあげ運びさらん・・・、テレポート!

デニム
「ウォーレンさんッ!?

占星術師ウォーレン
「はぁ・・・はぁ・・・・・・ここは崩れます・・・・・・。
 崩れてしまえばカオスゲートは発動しないはず・・・・・・。

デニム
「無茶だッ、ウォーレンさんッ!そんな身体でッ!!

占星術師ウォーレン
「ありがとう、デニムくん・・・。お別れです・・・・・・。
 風霊の力を得、汝を天高く舞いあげ運びさらん・・・、テレポートッ!!!

デニム
「ウォーレンさんッ!!!


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▼ ENDING ▼

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