◆発生条件◆
4章バーニシア城攻略後、ウォーレンレポート・その他の『沈没船ラムゼン号の引き上げ』を読む。

■グリムスビーの町  暗黒騎士マルティム (テンプルコマンド) 所属:暗黒騎士団ロスローリアン

暗黒騎士マルティム
「いい加減、ゲロったらどうなんだ? 言えッ、あれはどこだッ!?

銃士レンドル
「だから盗賊が盗んだって言っただろ! 本当に知らないんだ!

暗黒騎士マルティム
「そんな話をこの俺が信じるとでも!?

銃士レンドル
「とにかく、俺たちは知らないんだ! アンタたちに刃向かうつもりもないッ!

暗黒騎士マルティム
「おお、天にまします大いなる神よ! この男は私にウソをついています!
我々が引き上げた貴重な品なのに我々が雇った者たちがそれを盗み、隠しているのです!
神よ! この罪深き子羊をどうかその御心で哀れんでください!

なんですって! この私めに彼を裁けとおっしゃるのか!?
わかりました、神よ! 不肖、このマルティムめが貴方様に成り代わり裁きをッ!!

暗黒騎士マルティム
「そいつを殺せッ!!

デニム
「待てッ! マルティム!!

デニム
「その人を放すんだッ!

暗黒騎士マルティム
「あ〜あ、いいところを邪魔しやがって! 正義ヅラしたおぼっちゃまの登場か!

銃士レンドル
「助けてくれッ!

暗黒騎士マルティム
「てめーッ、オレたちに逆らおうっていうんだなッ! いい度胸だッ!!
その小僧もろともあの世へ送ってやるッ!!


暗黒騎士マルティム<逃亡時>
「くそッ! この借りは必ず返してやるぞッ!!


◆銃使いレンドル
 グリムスビーの町で暗黒騎士マルティムに襲われていた銃士レンドルを救出した。
レンドルは『銃』のメカニズムを完全に把握しているガンナーと呼ばれるクラス。
命の危険と暗黒騎士団に対する抵抗から、レンドルは解放軍への参加を申し出る。

銃士レンドル
「どうも、ありがとうございます。

デニム
「礼にはおよびません。暗黒騎士団と戦うことが僕らの使命ですから。
それはそうと、マルティムは何故、あなたをあんな目に?

銃士レンドル
「あなたは『銃』と呼ばれる武器をご存じですか?

デニム
「以前、バーニシア城での戦闘で見かけたことがありますが…。

銃士レンドル
「あれは、この町の沖で沈没した貿易船から回収されたものです。
南の大陸で製造されたものらしくこのヴァレリアであれを製造することはできません。
海底に沈んだ荷の引き上げは暗黒騎士団の指揮の下で行われており、やつらの狙いもこの『銃』です。
これまでに発見された2丁の『銃』は暗黒騎士団が持っていきましたが、先頃、もう1丁発見されました。
今日、それも暗黒騎士団へ渡す手はずとなっていたのですが、昨夜、盗賊に奪われてしまい…。

デニム
「なるほど、それでマルティムがあなたを…。

銃士レンドル
「お願いです。どうか私をあなた方の仲間に加えてください!
こうなった以上、やつらはこの私を是が非でも殺そうとするはずです。

デニム
「僕らが関わった以上、たしかにあなたは危険だ…。

銃士レンドル
「そうではありません。
あの武器は剣や弓と根本的に違います。設計思想が異なっているんですよ。
あの武器を使いこなせるのは『銃』のメカニズムを把握しているガンナーでなければなりません。
今、この町に残っているガンナーは私だけです。その私が解放軍に参加することをやつらは恐れています。
ですから、私がこの町に残ったならばやつらは必ず私を殺そうとするでしょう。
私はやつらの下で働くよりもヴァレリアの自由のために戦いたい…。
お願いします。

デニム
「ヴァレリアの未来のため、共に戦いましょう。

銃士レンドル
「ありがとう。きっとお役に立ちます。



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