TOPタクティクスオウガデータベースScript Chapter 2 Lルート 崩壊の兆し> ザパンが仲間に居る場合

ザパン
「おーい、待ってくれ!

デニム
「どうしたのさ、そんなにあわてて。
 お金はもらえたのかい?

ザパン
「ああ、たんまりともらっちまった。
 おめぇについていけって、倍もな。

デニム
「へぇ〜、それはよかったね。
 でも、僕らに付いてくる必要はないよ。

ザパン
「そりゃ、どういうことだい?

デニム
「今度の任務は危険なんだ。

カチュア
「危険って…、どういう意味なの?
 ただ書簡を届けるだけじゃない。

デニム
「ロスローリアンが本当に中立を
 守っているならね。
「枢機卿だって勝とうと必死さ。
 公爵のように密使を派遣し、すでに
 何かの密約をとりつけているかもね。

ザパン
「だとしたら、わざわざ敵の懐へ
 入るようなもんだな。

デニム
「そうだとしても、僕は行って
 それを確かめなきゃいけないんだ。
「だからさ、あなたは金を
 手に入れたんだから、こんな危険な
 任務にかかわる必要はないのさ。

ザパン
「わははは。たしかにそのとおりだ。
 だけど、オレは付いていくぜ。
「そんな危険な仕事なら、あとで
 もっと金をふっかけてやるさ。
 わはははは。

デニム
「ハハハ。あなたは商売人だね。
 勝手にすればいいさ。ハハハハ。

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