64 Script "Chapter 4" 
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『究極の力』

 西部軍と和解をして、アンキセスに『ユミルを頼む』)
 ユミル王子の足取りを追って、ウィニア城に辿
り着いたアンキセス。だがそこにいたのは、以前
とは違うユミルであった。狂王プロカスを倒し、
ユミルを解放するアンキセスだが…



堅牢地神アンキセス
「…王子。
 無事だったのですね。
「さぁ行きましょう王子。
 皆が貴方の帰りを
 心待ちにしております。

天荒王ユミル
「何故ここを離れねばならない?
「ここは僕の城だ。
 他に何処へ行くと言うのだ?
 …待っている?
「待っていたのは僕の方だよ、
 アンキセス…。
 今度は僕が君達を守る。

堅牢地神アンキセス
「一体何を…ッ!?
 まさか応じ、貴方まで…

天荒王ユミル
「アンキセス、何だその目は!?
 何故そんな目で僕を見る!
「何故、僕の名を呼ばない!
 僕がどんな気持ちでいたのか、
 …分からないのか?
「僕の事に興味は無いんだな。
 僕のこの運命も…
 僕の力も分からないんだなッ!

狂王プロカス
「そうだユミル、こいつらは
 お前の力を知らんのだ。
「さぁ、見せてやるが良い!
 お前の手にした力を、
 …究極の力の全てをッ!!

堅牢地神アンキセス
「プロカス王…、貴方は何処まで
 堕ちれば気が済むのですか?
「我が子をも利用しようとする
 貴方こそが、この混乱の元凶だと
 気付か無いのですかッ!

堅牢地神アンキセス
「貴方の世はもう終わりだ。
 …プロカス王ッ、覚悟!!

堅牢地神アンキセス
「王子、もう貴方を縛る
 ものはありません。
「さあ…
 共に参りましょう。

天荒王ユミル
「もういいよ…、アンキセス…
「…そんな事はどうでもいいッ!
 お前も、僕の力を
 認めてはくれないんだな。

堅牢地神アンキセス
「王子ッ!?

天荒王ユミル
「……さようなら…
 …………アンキセス……。

天荒王ユミル
「誰も僕を止める事は
 出来ないのさ…。
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