64 Script "Chapter 3" 
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レイアがいない場合

「…失礼します。

軍師ヒューゴー
「おぉ、君か…

マグナス
「………?
 …彼女は?

メレディア
「あなたがマグナスさん?
 …私はメレディア。
「中央北部、アージェントの領主
 シルヴィス伯爵からの伝言を
 持って参りました。
「…少数ではありますが、
 中央に属する者の中にも革命を
 支持する者がおります。
「今はまだ、表立って動く事も
 出来ませんが、協力は惜しまぬ
 つもりです。

メレディア
「本来ならば、直接フレデリック卿
 の下へ向かうべきなのですが…
「この様な状況下では、我々も
 ここ迄来るのがやっとでした。
 …もうしわけありませんが、
「我々の存在と、我々の意思を
 フレデリック卿にお伝えいただけ
 ませんか?

軍師ヒューゴー
「お引き受けしますとも。
 ご安心ください。
「…という訳なんじゃ。
 心強い話だと思わんか、
 マグナス。

マグナス
「シルヴィス伯…?
 まさか!

メレディア
「気付かれました?
 …シルヴィス様は、
「レイアのお父上でも
 あられます。

マグナス
「そうだったのか。
 ……俺は…

メレディア
「全てヒューゴーさんから
 聞きました…。
「仕方なかったのでしょう?
 …気にしないでください。

マグナス
「……済まない…。

メレディア
「私はこれで失礼します。
「フレデリック卿によろしく
 お伝えください。

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