Taiga Drama 2005 
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#22 宿命の上洛

・アバンタイトル
 木曽義仲の陣営の解説

・やっと義経出陣
 フットワークが軽い三郎が物見に出る。
 名乗り出るシーンが何か好き。

・維盛(泣)
 敗走し続ける維盛軍の報告を聞いて、宗リンは怒鳴り散らす。
 「即刻援軍を差し向けよ!」と棟梁らしく命令するものの、知盛は「援軍はもはやござませぬ。」
 平家は自軍の兵力すらきちんと把握していないんでしょうか…

・妖怪達に問い詰められる宗リン
 維盛を総大将にした事を問い詰められる宗リンは「一門の者に押し切られて…」と言い訳をするが、
 そもそも、オマエが出向けば良かったのに(結果は同じかもしれないが…)
 戦向きではない維盛を総大将にと決めたのは、誰でもない宗リンなのだが…。
 雅ちゃんこと後白河法皇は一言も喋らなかったが、宗リンのダメっぷりに頭痛そうでした(笑)
 「じゃから維盛を大将にするのを躊躇ったのじゃ」って、オマエ躊躇ってねーよ!

・最近の大河共通の…
 主人公は必ず平和主義者。時宗とかまつとか…
 まつはともかく、合戦の天才である義経が平和主義者なんて、つまらん。
 NHKは馬鹿かアフォかと…

・平家の屋敷の警備はザルですかッ!
 お徳、時子の屋敷にいともかんたんに侵入する。
 もうお徳と朱雀の翁イラネ(笑)

・宗盛vs小松一門
 今回の話のキモは、嫡流である小松系(維盛)と時子の子である宗盛との
 正当な棟梁をめぐる争いに終止符が打たれる。という事のはずで、宗盛と維盛の棟梁争いは、
 平家滅亡の重要な要素のはずなのだが、このドラマでは、
 「平家は、まるでひとつの大きな家族のように仲むつまじく……」(by義経)という事になってしまったり
 今まで清盛、重盛、宗盛以外の平家が「置物」状態だった為に話が見えにくい。
 重盛の鎧と朱雀の翁のエピソードにいきなり30分(笑)も掛けられても、普通に見ている人には訳わかんない。
 例えば、倶利伽羅峠の戦いの敗因は、維盛軍の三人の戦目付(小松家家人と宗盛家人)の争いから、
 一枚岩になれず負けたとか入れておけば良かったのに…。

・そんな宗リンは良きパパでした。
 清宗「ど〜じゃ父上」
 宗たん「よい、よいぞ〜。似合っておるぞ〜、立派じゃ〜」
 しかし、さすがに後ろめたさがあるのか、知盛にオロオロしているのがワロタ。
 知盛に「戦の場にお出にならぬ御方に、維盛殿が舐めた辛酸、とうていお分かり頂けぬ」<カコイイ
 といわれ、言い返せないあたりが宗リンだなぁ。

・義仲は叡山を味方につける
 なんで田舎者の義仲ごときに叡山が味方に付くのかというと、
 義仲陣営にもちゃんとしたブレーンとなった覚明なる僧がいまして、
 この人はかつて清盛の悪口を書いてしまった為に南都(奈良)を追い出された人。
 まあ、削られても仕方ない人物だけど、木曽勢に僧が居ても良かったんじゃないかと言ってみる。

・子供の頃を思い出す義経
 一緒に遊んだ「宗盛殿、知盛殿、重衡殿らと…」あれ?宗盛は見物していただけで一緒に遊んでいないぞ(笑)
 宗リン良かったな!義経はオマエの事を幼友達だと思ってるよ!

・都落ち
 戦わずに兵を引いた知盛を怒鳴る宗盛。
 だが、その前のシーンからのつなぎが不自然で、知盛は最初から勝算が無いのに
 出陣しておきながら逃げ帰ってきたように見える。
 しかし、この時知盛と重衡の顔には「あんたもたまには戦に出ろよ!」と書いてあった。
 この脚本では、本来平家を政治的に支えてきたはずの時忠たんがなんか無能っぽい。

・蛭子さん、再び
 一条長成が持ってきたのは、2話で宗盛子役が石を投げたあの屏風!
 穴は修復されていましたが…
 いやまて、あれはまだ長成に嫁ぐ前の常盤の館にあったはず…
 嫁入り道具と一緒に一条邸で預かっていたんだろうか?
 この屏風を見て、じわーっと涙を流す宗盛の鶴見辰吾が激しく良い!

・屏風を処分しようとする宗盛
 「我らの無念、この福原から始まったようなものじゃ…!」
 阪神ファンには耳が痛いというか、やっぱりというか(その福原違う)
 屏風を燃やそうとする宗盛だが、突風に阻まれる。宗盛は屏風にも嫌われている…(笑)



感想

 今回の出番
 宗盛>超えられない壁>義経
 しかし、相変わらず脚本が平家側を生かしきっておらず、
 「平家ばっかりだとつまらない」という意見も仕方ないと思われ。
 ステラ(NHKのテレビ雑誌・表紙に宗盛がいたので思わず立ち読みした)で宗盛役の鶴見辰吾が
 「宗盛はタナボタ式に棟梁の座に就いたので、嫡流である亡き重盛の血筋に対して恐れがある。
 だからどうしても鎧を奪いたかった。権力の象徴として。」
 と語っていた。正にその通りなのだが、今日のドラマの中からは、そうした意図が全く見えなかった。
 俳優の方が内容を理解して頑張っているのに、脚本が不味すぎてそれが伝わって来ないのが残念。

 実際、平家側はもっと収録をしているらしいのだが、編集段階でかなりカットされているらしい。

 どうでもいいけど佐藤継信の宮内敦士って良い声しているなぁ。と思ったら洋画の吹替えもやってるのね〜

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