Taiga Drama 2005 
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#8 決別

先週見なかった人へ、全然話が進まなかったここ2回くらいのあらすじ
・遮那王は弁慶にストーキングされながら、やっと奥州に行く決意をしました。
・頼朝は政子にストーキングされています。
・公家と町中で大喧嘩したDQN息子に重盛ブチギレ。
本当にこれだけです。

で、今回は清盛が都に帰ってきたので義経周辺、平家一門、鎌倉の皆さん、弁慶(笑)の4元中継です。


・遮那王、奥州へ行く決意を10秒wほど語る
 正直、ここまで来るのがとっても長かった。

・ブラック重盛出陣!
 吉次の元からの帰り道、遮那王は都のど真ん中で騎馬武者の一団に遭遇。
 小松の旦那こと平重盛が前回の宣言どおり、「烏帽子を受け取り」に行った帰りらしい。
 が、せっかくのロケなのに全部ナレーションで説明されてしまったので迫力不足。
 予告の方が(画が同じなのに)すげー迫力を感じた。
 ところで、ナレで維盛やら資盛やら、小松ブラザーズのようなマイナーな「○盛」を言われても、
 一瞬誰が「なに盛」だか「どの盛」だか、わからないんですが…。

・平家一門緊急会議
 温厚篤実だった長男が30歳を過ぎて突然グレた、という報を聞いて都に慌てて戻ってきた清盛。
 (平重盛さん現在33歳、はっきり言って小泉Jrみたいなデカイ息子がいる歳ではないし、そうも見えない)
 だが「武家としての平家の威信を示した」という重盛に知盛、重衡も賛同。宗盛だけが公家に謝罪しる!と言い張る。
 生粋の公家である時忠が微妙にフォローすると、かえって知盛に反撃される始末。
 おまけに福原遷都とか、言わなくても良い要らん事を言って墓穴を掘る、前にも見たような展開で
 結局、さらし者になったのは重盛でも資盛でもなく、この件に関係無いはずの宗盛だった。
 本来一番悪いのは大臣のDQN息子in大臣のDQN息子こと資盛なんだが…。
 「父上だけでなく、弟たちにも嫌われている」と見当違いの文句を言いながら、
 今日も暴れる宗盛をなだめる平知盛の苦難はまだまだ続く…。

・重盛、次期平家総帥としての決意を長々と語る
 すでにブラック度が下がって、なんか普通の重盛になって参りました。
 勝村政信は本当に滑舌が良くて長台詞も安心して聞けるし、所作もきれいなので
 「鬼にもなりまする!」とかカッコ良かったよ、痺れたよ。でもひたすら地味だけどな。

・弁慶(笑)
 なんだか弁慶が出てくると笑ってしまうんだが、あのわざとらしい居眠りはボケなんですか?天然なんですか?
 とにかくマツケン弁慶はドラマのギャグ担当つー事ですな。
 遮那王はまぶしい笑顔で弁慶の後姿を見ていたのが(・∀・)イイ!!
 ところで、都と鞍馬寺の距離感が妙に近い気がするんだが…。

・頼朝、自らの野望?を語る
 クネクネ度もニヤニヤ度も下がって、なんか普通の頼朝になって参りました。
 そこに現れるストーカー:北条政子と都の状況について話している。
 ようやく、あの池松くん演じる凛々しい頼朝が垣間見えて本領を表しだした!
 のは良いが、これ今回の話には要らないだろ。
 仲良く未来を語る二人を見張っていた伊東の手の者により、平家にご報告〜♪

・「由々しき事!」キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!! (これも笑うところだよな。)
 頼朝が北条家に婿入りするかもしれない、というたぶん今までで一番の「由々しき事!」に集まる平家一門。
 前の会議シーンと一緒に撮っているのがバレバレなので、何か工夫が欲しいんですが>NHK
 しかも会議の内容も5話あたりと全く変わっていないんですが、平家は大丈夫なんでしょうか?

・北条時政
 源平合戦最後の勝利者、北条時政。のはずなのだが、
 激しく小物感が漂っているのは何故だろう…これも韜晦しているのだろうか?

・弁慶(笑)は腹をすかせて都に帰りました。
 「遮那王に話すな」とか、もうおかしすぎだw

・お徳のおばばin西八条邸
 「ようお似合いや」w
 わざわざ出向いて清盛相手に長々と喋っているが、内容は一言で言うと
 「晴海ふ頭第三倉庫、大門お前一人で来い」

・清盛との別れ
 全く眼を合わせない清盛と遮那王。
 今回の清盛を見ていると、公人、平家総帥としての後継者は勿論重盛なんだけど
 私人、平清盛としての夢(を追う精神)の後継者として遮那王を見ていて、
 態度には示さなかったけど心の中では遮那王を大切にしているように見える。
 まあ誰でも宗盛にはどっちも託すの嫌だな…ってどっちも宗盛にブチ壊されるんだよな。
 ところで、清盛もイリュージョンとか光学迷彩を会得しているんですか!

・常盤(と蛭子さん)との別れ
 実はこれが五足との今生の別れ…(泣)
 蛭子さん!あんた良い奴じゃないか!
 いいシーンだよ。いいシーンだけど、台詞をもうちょっと細かく切ってあげたらどうだろう。
 タッキーは長い台詞を一生懸命クリアに喋ろうとしている、その努力は伝わってくる。
 おかげでちゃんと聞き取れはするのだが、そのせいで演技が淡白になってしまっていてもったいない!
 タッキーは「華がある」という長所で勝負すれば良いと思う。
 ところで、遮那王が常盤に話している内容を聞いていると、かなりブラック…というか、
 このドラマで一番ブラックなのは、頼朝でも重盛でも、ましてや後白河法皇でもなく 遮那王なんじゃないかっ!
 という気が微妙にしてきた。いや、気のせいかもしれないが…

・次回予告
 やっと義経が主人公になれそうな予感(笑)
 1話で旅の仲間が全員集まるのは、ちょっと急なんじゃないかと言ってみる。



<感想>

 先週動きが殆ど無く、今週が詰め込みぎみだったのはシリーズ構成の失敗だったのではないかと
 小一時間問い詰めたくなるくらい、時間が足りなかった!
 まず最初の吉次の所で「奥州に行きます」というのはシーン全体で30秒くらいだったし、
 決意自体は先週しているので改めてやる必要が無い。
 その次の烏帽子奪還は派手に乱闘大喧嘩をやった方が時代劇的にも面白かった気がする。
 ナレで片付けるなら前回のラストに入れるとか、7話に小松関連を全部入れた方が今回のバランスもよくなったし、
 ダラダラだった前回も引き締まったのではないか?
 なお、小泉Jrは天然ダメ息子オーラが漂っていてGJ!でした。
 平家は徳子関連こそナレーションで済ませるべきだったなぁ。

 今回に関しては鎌倉組は要らない。全く要らない。
 つーか、基本的にこの時期から毎回鎌倉組に出番は要らない。
 政子との関係が平家にバレるのは来週、遮那王不在に平家が気づく時で良い。

 たまには主役のタッキーの事も語ろう
 間違いなく上手くはなってきてる。
 今回は比較的長い台詞が多かったけど、一応何を言っているのかは聞こえてはいるのは良い。
 ただ、頑張りが空回りというか、結果的に抑揚がなくなって淡々としたイメージになって、
 義経の深みとか、人物としての魅力が感じられず、それが時間的には一番長く出ているのに
 何故か平家や鎌倉ばっかり映っている印象しか残らない原因ではないかと思う。
 なるべく台詞を減らすか短くしてあげた方が、タッキー的にも視聴者的にも良いのではないかと。
 タッキーは喋らなければ、綺麗な顔だし華あるし、セリフが無い弁慶の後姿に笑顔を見せたシーンはとてもよかった。
 しかし、ラストサムライもどきの着替えシーンは意味不明…
 ミーハー女の支持率を取り付けたいのだろうが、拒絶反応を起こす人もいる事をNHKは理解すべき。

 全体的にロケが多かったせいか、画面に奥行きがあったのは良かったかな。
 個人的に今日のMVPは空気読めずに暴れて暗君の片鱗を見せてきた宗盛の鶴見にあげたい。
 宗盛は興奮すると何喋ってんだかわかりづらいところがあって、今日も
 「私はただ無用な争いは避けたい一心で…それを、それを資盛はなにをqwせdrftgyふじこlp!」 って感じw
 もごもごになって聞き取れん方が宗盛らしいから、やたらと滑舌が良い重盛との対比でわざとやっているのか、
 これも小泉Jr同様、キャスティングがGJ!なのか。とにかく面白いから良いや。

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