Taiga Drama 2005 
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#2「我が父清盛」

この回は平家たっぷりなので長文です。

・平家の兄弟と牛若
 平盛国(清盛の家人)の屋敷で遊ぶ牛若と清盛の息子たち。
 牛若と相撲を取っているのは五男重衝。のびのびとした性格らしい。
 行司役は四男知盛。勇ましい性格で平家最後の希望となる人。なかなか凛々しい子だね。
 それをだらしなく欠伸をしながら見ているのが三男宗盛。はっきり言ってヘタレ。
 しかし、そんな奴が平家存亡の鍵を握る最重要人物になってしまうという罠。
 そこへやってくる「小松の兄上」こと3人の異母兄、長男重盛は
 牛若に対して、何とも言えない冷たい視線を投げかけている。

・重盛の諌言
 本来仇敵同士である牛若を弟達と交流させている父に対して、諌言する重盛。
 というより天然ボケを装い、重盛に視聴者に対する前回の説明を促しているとも取れなくはない。
 鷹揚に聞いていた清盛であったが、常盤の元に通っている事がバレてると判り表情一変。
 痛い所を突かれた清盛は「わかっておる!」と言って諌言というか解説は終わった。

・其の頃牛若はというと
 盛国の屋敷からの帰り道、暴れ馬に轢かれそうになっているうつぼという女の子を助ける。
 その時盗賊の手下と勝手に勘違いをしてきた五足と烏丸とも知り合う。
 五足はなかなか話のわかるナイスガイといった感じ。
 家に帰ってきた牛若は平家の兄弟達と遊んでいた事を母に自慢している。
 微妙な表情の常盤に「今日は小松の兄様にもお目にかかった」と嬉しそう。
 いや、そこは喜ぶ所じゃないと思うぞ。

・福原の屏風
 福原が描かれている屏風を常盤の館に置く。
 小さい子供がいる家に、そういうものを置かない方がいいんじゃないかと…
 竹とんぼをなくして、自分で作ったという牛若に作り方を指導する清盛。
 清盛の視線が優しく良い親父っぷり。
 結局、この日は牛若に対する「何らかの処分」を言い出すことは出来なかった。

・平家の女性たち
 年中雅を楽しむ平家の女性たち。
 そこで時子は実弟時忠の妻領子から清盛が常盤の元に通っている事を知る。
 あんた5年も気がつかなかったのかい!

・時子
 常盤に会ってみようと思った時子は、盛国邸に常盤を呼び出す。
 そこで、時子は常盤が清盛の子を身篭っている事を知り怒る!
 その後弟の平時忠の屋敷へ行き、嫉妬大爆発させる。
 「あの顔の裏には夜叉が潜んでいると見た!」
 あの…弟すげー困ってますがな。
 平時忠といえば、誰でも知ってる名台詞「平氏にあらずんば人にあらず」を言った人だし、
 今回の清盛はいい人っぽいので、傲慢野郎になるかと思いきや何気にいい人だな。
 つーか、この愚痴を聞かせられるのはちょっと気の毒に見える。

◎注目!ヘタレ宗盛(その1)
 なんか今回の清盛は優しすぎて良い人だなぁ…と思っていたら事件発生!
 清盛は重盛と宗盛を呼び、宋人の接待に二人も同席するように言う。
 重盛は即答するが、宗盛は「その日は外出しても良いか、陰陽師に尋ねる」と武士とは思えぬ答えをする。
 当然、清盛親父はブチ切れ。凄い形相で宗盛を睨み付け突き飛ばす。
 隣のちょっとびびってる重盛と目が合うと逃げるように部屋を出て行った…なんか言われる前に逃げたな、清盛
 宗盛は、尻餅をついたまま、清盛が部屋から出て行っても((((;゚Д゚)))ガクガクブルブルで立てない。
 「父は私を嫌っている」という宗盛に重盛は優しい眼差しで
 「陰陽師の事など口にはなさらず、ただ"後ほどお返事いたします"とだけ申されれば宜しいのです」
 と、ヘタレな弟に丁寧すぎるくらいの口調でフォローしていた。
 陰陽師か…壇ノ浦への伏線だな。

・ヘタレ宗盛(その2)
 その2日後の宋人の歓迎会(?)
 屏風の落書きをされた事で怒る清盛。
 牛若が叱られる所を見られるぞ!、と宗盛は露骨に(・∀・)ニヤニヤしている。
 だがしかし、屏風に書かれている「海」に興味をもった牛若に対して
 清盛は楽しそうに福原の説明を始めたではないかっ!
 おっさん!息子たち( ゚д゚)ポカーンとしてますがな。
 宗盛の表情に注目!コイツ親父が他所の子に優しい事がショックで話聞いてませんw
 重盛も微妙な表情だが、当然話はちゃんと聞いていて、清盛が福原へ遷都を考えている事を悟る。
 金屏風に夕日が当たり、清盛と牛若の笑顔が輝いていた。

・ヘタレ宗盛(その3)
 その晩、一人屏風の前に現れる宗盛。
 持っていた石を屏風に向かって投げつける!ストライーク!w屏風に派手な風穴開きましたとさ。
 これは清盛の構想をこいつが台無しにするという伏線ですね
 「この屏風はこの日を境に、長い年月人の目に触れることはなかったのです。」
 誰か、気付いてやってくれっ!
※ここで某所実況のログ
 >で、こいつ何盛だったっけ
 >へたれ盛


・清盛、ヘタレ宗盛について時子に苦言をいう
 優秀な兄や、伸びやかに育った弟たちと比べて、宗盛がヘタレなのは時子が甘やかしたからだ、と暗に言う。
 しかし、時子に「常盤の子である牛若には優しい」点を追求され、遭えなく敗退する。
 清盛はようやく常盤の処遇と牛若の処分についての決意を固めた様子。

・蛭子さん
 常盤は一条長成の下に嫁ぎ、牛若を仏門に入れる、と処分決定を告げるが
 たっての願いで仏門入れは延期となった。
 棚ぼたで、都一の美女をゲットした長成は
 「さぁさぁさぁさぁさぁ、どうぞどうぞどうぞ、こちらへこちらへ」と妙に腰が低い。
 つーか、何着ても蛭子さんは蛭子さんにしか見えないぞ。お歯黒似合い過ぎ!
 常盤は牛若に、今後は長成を父親と思うことと、平家の方々と交わる事を止めるように言われる。
 しかし、牛若でなくても父親が渡哲也から蛭子さんに変わったらとまどうぞ。

次回予告
 なんか白い化け物wが見えたり、あからさまに胡散臭い男から自分の正体を聞いたりと
 大変そうだ。がんがれ牛若。



<感想>

 今回は六波羅一家の解説話だが、全体的に1回に続き説明がクドイ。
 領子(時忠妻)のセリフの中に清盛が外でもうけた子供を時子が寛大にも引き取って育てている。
 という話が出て5分も経っていない間に、時忠のセリフの中にも同じ話が出てくる。
 流れ的に先に出た領子のセリフカットして、時子と仲が良かった時忠に
 その説明をさせたほうが自然だった気がする。

 名前が盛盛ばっかりでついていくのが苦しい人はとりあえず、
 六波羅殿=清盛(渡哲也=団長)と小松殿=重盛(勝村政信=正露丸)
 とだけ覚えておけばしばらくはOK。
 余裕がある人はヘタレ=宗盛も覚えてあげると良いかと。
 しかしここで根を上げていると、奥州へ行った時に衡衡攻撃で頭パンクするかも。

 で、今日のMVPは宗盛の子役君!GJ!
ヘタレ加減が(・∀・)イイ!

 親父に怒鳴られ、しばらくガクガクブルブル、牛若が呼び出されてニヤニヤとか
 夜中に屏風に爽快な風穴を開けてみたりと、しょーもない奴。
 実は宗盛はこのとき18か19歳。子役でなくても良い年だけど鶴見辰吾が子供に嫉妬しても変人にしか 見えないからこうなったんだろう。
 次が初回から地味にカコ(・∀・)イイ!重盛
 思慮深く、脇が甘い親父に諫言し、出来の悪いヘタレ弟には優しく語りかけるクールな奴。
 正直、平重盛と言えば聖人君子の代名詞なので、勝村政信はちょっと違うだろ、思っていたので良い意味で期待を裏切った。
 (つーか正露丸糖衣A以外のイメージないんだよ。マジで)
 残念ながら12話で退場の模様…まあ今回は「平家物語」ではなく「義経」だし、
 義経主従が活躍するためには、重盛にはさっさと死んでもらわないと困る訳だし。
 今後、「平家物語」ではなく史実に近い路線でブラック化するという事なので、重盛が出ている間は注目して見よう。

 あとは、熱血清盛の切れっぷりとクールな重盛の対比かな
 清盛が牛若を暖かく見守り、宗盛を睨んでいたのと
 重盛が牛若を冷たく睨み、宗盛を優しく見守っているのが対象的で面白かった。

 正直、義経サイドより平家兄弟がいい感じにキャラが立ってきたので、
 このキャスティングで「平家物語」がみたいんですが。

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