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<かみくだいたローマの歴史>
(嘘は書いてないと思いますが、違う点があれば指摘して下さい)

まず、映画に登場した人物で、実在していたのは、
・マルクス・アウレリアス帝
・コモドゥス(コンモドゥス)帝
・ルッシラ(ルキラ)
・ルシアス・ヴェルス(ルキウス・ウェルス)
の4人だけです。

昔々、ローマという国にマルクス・アウレリウスという立派な皇帝がいたそうな。
でも、世の中完全な人間というのは、いるはずもなく、
このマルクスという皇帝もたった一つですが、とんでもない失敗をしました。
それが実子であるコモドゥス(コンモドゥス)を後継者に指名しちゃった事なんですね。
というか成人した男子は彼しかいなかったんですが・・・。

このコンモドゥス帝は、久々に本当にとんでもない暴君でして、
帝国の運命なんか、どーでもよかった彼は、さっさとゲルマン諸族と
講和を結んでローマに帰り、猛獣との格闘などの遊楽にふけったり、
気に入らない者は容赦なく闘技場送りにしたり、追放したりしていた為、
即位早々、姉ルキラに殺されかけたりしちゃうんですが、
この暗殺は失敗に終り、ただコンモドゥスの猜疑心を強くする効果しか生みませんでした。
ちなみにルキラさんは処刑されました。

もう誰も信じられなくなったコモちゃんは、仕事はすべて近衛長官を通すようにと命じて
自分は政治を省みる事なく、遊びにふけっていました。
ここで、宮廷の最高権力者は近衛長官になった事が、後の近衛隊の横暴に繋がるんですね。
でもそこは皇帝、押さえるべき事はちゃんと押さえています。
最初の近衛長官パテルヌスはお気に入りの従者を殺したので処刑、
二人目のペレンニスは帝位を狙ってきたので処刑、
三人目クレアンデルはローマの穀物不足が原因で(それ以外に私腹を肥やしていたのも原因だが)処刑・・・
泣く子も黙る近衛長官も楽ではないようです。

幾度も命を狙われたりした為か、コモちゃんはだんだんおかしくなってきました。
(元からおかしかったというツッコミはなし)
自らをヘラクレスの化身と呼んでみたり、12月の呼び名を自分にちなんだ呼び名に変えさせたり
公式にローマの名を「コロニア・コンモディアナ」にしてみたりと、どーしよーもなくなってきました。
しかもローマ皇帝として初めて剣闘士として、しかもヘラクレスの扮装で
闘技場に出場したのだから、たまげますな。
映画グラディエーターを見て「皇帝が剣闘士戦うわけが無い!」と批判する人がいますが、
本当にコンモドゥス帝はそういう困ったチャンだったのですよ!
皇帝が公式行事にまで剣闘士のコスチュームで出て行くという計画を知って、
市民だけではなく側近までもが、頭をかかえたかどうかは知りませんが、
もうついて行けなくなってしまいました。

ローマには困ったチャンの皇帝(そうでない人も)を排除するシステムがありました。
それは、近衛隊による暗殺という、平和的とは程遠いシステムですが・・・。
とにかく、4人目の近衛長官ラエトゥスは侍従長エクレクトゥス、皇帝の愛妾マルキアと
手を組んで、ボンクラ皇帝の暗殺を計画します。
まず、マルキアは毒を飲ませるのですがこれは失敗します。
結局コンモドゥス帝はラエトゥスに雇われた、ナルキススという剣闘士によって絞め殺されてしまいました。
もちろん場所はコロシアムではありませんでしたが映画は5割くらいは本当でしょう。

めでたし、めでたし…なのか?
あれ、ルシアス・ヴェルス君が出てこない。


<じゃあ、その後どうなったのさ>
は今度かきます、

参考資料:Niftyserve FREKIWのログ

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