風使いカノープス
『今日まで、いろいろとありがとう。礼を言うぜ。

デニム
『こちらこそ、カノープスさんたちの力がなければ勝利はありませんでした。

風使いカノープス
『ハハハハ。ありがとうよ。
 そう言ってもらえると、死んじまったランスロットやウォーレンじいさんが浮かばれるってもんだ。

デニム
『・・・・・・・・・。

騎士ギルダス
『まだ、死んだと決まったわけじゃない。簡単に死ぬようなやつらかよ!

騎士ギルダス
『気にする必要はねぇぞ!これは俺たちの使命だったんだ。
 よしんば、死んでいたとしてもきっと本望だったろうさ。
 ま、死んでいるわけないけどな。

風使いカノープス
『そうだな・・・。あの二人のことだ。きっとどこかで生きているさ。

風使いカノープス
『よし、そろそろ出発するとしようか!

騎士ギルダス
『あばよ、小僧ッ!女王様によろしくなッ!!

デニム
『カノープスさんッ!ラ、ランスロットさんは・・・・・・!

風使いカノープス
『いいんだよ。もういいんだ・・・。
 それより、落ち着いたら必ずゼノビアに来いよ。待っているからな。
 ランスロットの生まれた国・・・、ランスロットが命を賭して守ろうとしたゼノビアをその目で見てくれ。
 約束だぞ。

デニム
『カノープスさん・・・・・・。

風使いカノープス
『なんだよ、そのツラは。男がそんな顔をするんじゃねえよ!
 な、笑えよ。笑うもんだ、こんなときは。

騎士ギルダス
『はっはっは。どっかで聞いたセリフだ。

風使いカノープス
『るせーッ! マルティムの必殺技にやられた騎士の恥さらしめッ!

騎士ギルダス
『なんだと、この鳥ヤローめッ!刺身にして食ってやるぞッ!

風使いカノープス
『お、オレのことを鳥と呼びやがったな!このヒゲもじゃマッチョヤローめッ!

デニム
『ハハハハハハ。


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