風使いカノープス
『今日まで、いろいろとありがとう。礼を言うぜ。

デニム
『こちらこそ、カノープスさんたちの力がなければ勝利はありませんでした。

風使いカノープス
『ハハハハ。ありがとうよ。
 そう言ってもらえると、死んじまったランスロットやウォーレンじいさんが浮かばれるってもんだ。

デニム
『・・・・・・・・・。

騎士ミルディン
『まだ、死んだと決まったわけではありませんよ、カノープス。

騎士ミルディン
『気にしないでください。
 あなたが責任を感じる必要はまったくありませんよ。
 我々は望んでこの島へ来たのですから。

風使いカノープス
『そうだな・・・。あの二人のことだ。きっとどこかで生きているさ。

風使いカノープス
『よし、そろそろ出発するとしようか!

騎士ミルディン
『さようなら。
 また、あえる日を楽しみにしています。

デニム
『カノープスさんッ!ラ、ランスロットさんは・・・・・・!

風使いカノープス
『いいんだよ。もういいんだ・・・。
 それより、落ち着いたら必ずゼノビアに来いよ。待っているからな。
 ランスロットの生まれた国・・・、ランスロットが命を賭して守ろうとしたゼノビアをその目で見てくれ。
 約束だぞ。

デニム
『カノープスさん・・・・・・。

風使いカノープス
『なんだよ、そのツラは。男がそんな顔をするんじゃねえよ!
 な、笑えよ。笑うもんだ、こんなときは。

デニム
『はいッ。

風使いカノープス
『それでいいんだ、それで!
 じゃあな、元気でな・・・。


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