TOPタクティクスオウガデータベースScript Chapter 3 Nルート ミルディンとの再会 > カノープスがいる

騎士ミルディン
「カノープス!
「それにデニムくん!
 二人とも無事で…!

デニム
「ミルディンさんこそ
 ご無事でなりよりです。

風使いカノープス
「…ウォーレンの具合は?

騎士ミルディン
「まだ意識はもどっていません。
 でも、命に別状はないそうです。

風使いカノープス
「そうか。それはよかった。
「ランスロットとギルダスは
 まだ戻ってこないのか?

騎士ミルディン
「わかりません…。バクラム軍が
 襲ってきたあの夜、別れたままです

デニム
「…マルティムに襲われた僕を助けてくれ
 たのはギルダスさんなんです。
「僕がもっとしっかりしていたら…。

騎士ミルディン
「大丈夫。いずれ戻ってきますよ。
 自分を責める必要はありません。
「…ヴァイスくんを追うそうですね。
 手がかりはあるのですか?

デニム
「いえ、ありません。
 ただ…。
「ただ、賞金首となったヴァイスが
 身を隠すところはそれほど
 多くないはずです。

騎士ミルディン
「ふむ…。

風使いカノープス
「…解放軍やガルガスタンの残党から
 身を隠すとなると地下ゲリラか。

騎士ミルディン
「そういえば、ライムを離れるとき
 新顔の暗黒騎士を見かけました。
「コマンド級の暗黒騎士で、
 なんでもゲリラ掃討のために
 ハイムから呼ばれたとか。

デニム
「ゲリラ掃討のためのコマンドが
 ライムに……。
「そうか、ヴァレリア解放戦線だッ。
 やつらはボード砦を襲うつもりなんだ。
 もしヴァイスがそこにいるなら!!

騎士ミルディン
「ヴァイスくんの命が危ないッ!

風使いカノープス
「デニムッ、すぐに出発だッ!
「ミルディン、おまえはどうする?

騎士ミルディン
「もちろん一緒に行きますよ。
「デニムくん。きみは
 公爵殿の命令とはいえ、ヴァイスくんを
 見殺しにするつもりはないのでしょ?

騎士ミルディン
「よかった。
 さあ、行きましょう。

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