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 第2部『恋人たち』感想

総合:5
作画:4(新作画の割合は一部より多いが、細かく変わりすぎ、MS戦は旧作画が多い)
脚本:6(時間軸の変更は面白いが、駆け足すぎ)
演出:1(各エピソードの上っ面をなぞっているだけ)
音楽:8(ここはGJ!)
オススメ度:2(素人には全くオススメできない)

一言で言うと微妙…激しく微妙。

サラだけが満足に時間をもらえて、それ以外全て駆け足過ぎ。
小ネタはたくさんあって面白いが、これを楽しむ為にはTV版を熟知している事が必要。
知らない人を対象とするならば、ブラン・ロザミア、ジェリド・マウアー、アナハイム社とエゥーゴの関係、
強化人間ってなんなのさ?、連邦内部の政治問題、ジャミトフとバスクの力関係に最低各5分ずつくらい、
アポロ作戦にあと10分は欲しい。
ヤザンは3部があるから、まあいいや(笑)
そもそもエピソードをなぞっているだけで見せ場というか、クライマックスがない。
これが最大の問題点。アポロ作戦を目玉にすればよかったんじゃないかと、個人的には感じる。
また、一般の人を呼ぶための「恋人たち」なんていうサブタイトルなんだろうが、一部以上に一見さんお断りの内容。
そういう意味ではスターウォーズエピソード2に似ていると言えなくも無い。

やはり、作画は全部新しい方が良い。
今回は細かく新規作画と旧作画が入れ替わるので、
ラスト付近に新規作画がまとめて入った一部より、絵は落ち着かない。
MS自体に新規作画が少ないせいもあり、戦闘シーンは一部のギャプラン・アッシマー戦を全然超えてません。
何しろ、カミーユが乗っているΖより、アポリーが乗っているΖの方が動きが良かったり(笑)
ヤザンが乗っているハンブラビより、名無しが乗っているハンブラビの方が動きが良かったり(笑)するくらいだから。
強いて言えば、比較的新規作画が多かった序盤のアッシマーとリックディアスの対決シーンは悪くなかったが
激しく序盤過ぎて、メモとって無いと忘れると思う。

一部で騒がれていた声優問題。
これ変わった人より、変わっていない人の老衰ぶりの方が問題有り。
カミーユ、ジェリド、アムロ、エマ、ブラン、ヤザン、ヘンケン、ジャミトフ、ジャマイカンあたりは問題なく合格だが、
ブライトの呂律はかなり怪しいし、シャア、ミライ、ハマーンも微妙…
今がリメイクの最後のチャンスだったのかもしれない。
とりあえず、古谷徹は神と言う事を実感。
新しい人は概ね良かった。
特にカツは思い上がっている感が抜けて高感度アップ(笑)
巷では評判が悪いサラも普通の女の子っぽい感じが出ていた。これはファも同様
フォウも良いんでないですか、これは。

なんとなくスターウォーズ新トリロジーと同じ展開で来ているなぁ。
EP1:ダース・モールすげー、カコイイ!あとはまあ見なくていいかなw
EP2:小ネタの宝庫だけど、まあ次に期待だね!
EP3:めでたく完結!ご馳走様でした。
な感じだったでしょ?新約Ζは
一部:アッシマーすげー、カコイイ!あとはまあ見なくていいかなw
二部:小ネタの宝庫だけど、まあ次に期待だね!<今ここまで来た


以下、一回見ただけも気が付いた細かい感想。ネタバレ有り

・序盤
ベルトーチカ合流のエピソードから開始。
新規作画ばかりで、掴みは一部よりOK。
だが、一部のDVDを見てテンション上げてから行ったので、開幕約10分で一部のMVPだった
ブラン・ブルターク少佐が、例の台詞を残してサクッと撃墜されるあたりでちょっと凹んだ。
やっぱりドゥークー伯だったか…w
これならロザミア共々、一部のラストで華々しく散った方が良かったのではないかと。
とりあえず、ロザミアがカツに撃墜されると言う不名誉が変更された事は評価しますが…。
ところで、ガルダが何時の間にスードリーなっている…

・政治問題をいきなりぶつけられてもねぇ
ジャミトフとティターンズ実務部隊の関係というのも解りにくい。
ジャミトフ側の思惑としては
「もうさー、バスク君は困っちゃうんだよねー。もうちょっと地球の事とか空気読んでくれないと」
という事らしい。
アポロ作戦については、バスクが自らジャマイカンに策を授けながら、ジャミトフには
「ジャマイカンが勝手な事しました。部下のしつけがなってなくてすいません。」
と言う事で処理したと受け取れるが、良くわかりません。
なお、肝心のバスク大佐は登場していません。

・無理にキャラ全員使う必要はなかったのではないかという疑問その1。
マウアーを削って、第一部でライラを殺さずに引き継げば、
ジェリドが単なるヘタレにならずに済んだのではないか?
てゆうか、一部のあのライラに扱いには激しく不満あるし、
「ライラとは違うのよ、ライラとは」(byマウアー)って何なんですかッ!
そもそも新約におけるジェリドの役割って、一体何?w<笑っちゃいけない
ハッキリ言って今の所「パイロットA」状態(笑)<笑っちゃいけない
TVでは、それなりに良い死闘を演じてたのに、劇場版じゃあっさりカミーユに敗北。
特攻の場面くらい書いてやれよハゲ。

・無理にキャラ全員使う必要はなかったのではないかという疑問その2。
ベン・ウッダーの役どころは、小説版と同じくブランを引っ張っれば、
一部とのバランス的にもよかったのではと思う。
まあ、映画版ウッダーのテンパり方はハンパではなくて、それはそれで楽しめたんだけど、
まるで「加藤の乱」の加藤紘一のようだったんだよね(笑)

・シロッコ「大佐」
何時の間にそんなに偉くなったんだ!おい!
でも、階級章は「大尉」のまま…
まあTV版は大尉ごときが、あんな巨大な権限持っているのは不自然だったんだけど、
いきなり三階級も上がって大佐ですかッ!
これじゃ、バスク大佐もやってられませんねぇ…<だからバスク出てねぇ

・カミーユ後ろに取りつかれすぎ!
覚えている限り、
ブラン(しかもビームサーベル奪われる)、名無しの連邦ハイザック、名無しのマラサイ、ヤザンと4回も!(笑)
君、一応主人公なんだから、ブランとかヤザンはともかく、名無しに後ろ取られるなよ。

・で、二部で一番カッコイイキャラは、信じがたい事に(またこのパターン)アポリー中尉!
つーか二部だけみると、最強なのはアポリーでFA。
どうしたアポリー!何があったんだ!地味に目立っているぞ!
フルネームまで登場したぞ!(アポリー・ベイと名乗っていた)
もう一つおまけに、相棒のロベルトは何処へ消えたんだ!?

・そう言えば…
キャラクターがみんな健やかになったのか、Ζ名物「無断出撃」が一回も無かった(笑)
TV版のロザミア対カツなんて「どっちも無断出撃」だったのに(笑)

・笑うところ
1:ヘンケン→ブライト→シャアの「いいな!」「いいな!」「ああ、いいなぁ…」
シャア、お前独り者なのを気にしていたのかw
2:.ジェリドの存在感w
いやだから笑っちゃかわいそうだってwww
3:三部サブタイトル−星の鼓動は愛−
ちょww何コレwwwハゲwww何があったwwww
ペプシ吹いちゃっただろwwwww

・結論
なんとなく、
1部はアッシマー(MiA、HGUC、ハイコン)を売るだけの映画
2部は次に期待を持たせ、三部の観客数を増やすだけの映画

いわゆる新約を全部新規作画で、なおかつ時間を足してOVAで出して欲しい…
はっ、まさか!それが最初からバンダイの狙いなのでは…

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