64 Script "Chapter 3" 
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軍師ヒューゴー
「あれは確かに魔界の住人ですね。
 …困った事になりましたな。

マグナス
「究極の力とは、魔界の力なのか?
 何故ユミルが……

ディオ
「ちょっと待てよ!

ディオ
「この国を興した王ってのは、
 魔界の力を手にしたって事か・
「オウガバトルの伝説も、
 …本当の事なのかよ!?

妖術士サラディン
「その様な話は後にしましょう。
「…どうやらこれは、
 召喚といったレベルのものでは
 ない様ですね?
「おそらく…、バーサ神殿とは、
 カオスゲートではないかと…。

ディオ
「…カオスゲート!?

妖術士サラディン
「我々の住むこの地上世界と、
 異世界をつなぐ門…。
「はるか昔に、神々が創りあげたと
 言われ、我々にはその仕組みなど
 到底理解出来ぬもの…
「この国の伝説から考えても、
 間違いは無いでしょう…。

軍師ヒューゴー
「という事は、カオスゲートは魔界に
 通じていたという事ですか…。
「まぁ、何にせよこのまま放って置く
 訳にはいきませんな。
「オウガバトルの伝説通りならば、
 魔界の住人は、我々の住むこの大地
 を奪うのが目的の筈。
「革命どころか、この国だけの問題
 では済みませんぞ。

マグナス
「ユミルは魔界へ行ってしまったのか?
 一体どうして……

軍師ヒューゴー
「何を言っておるッ!!
 そんな事を考えとる場合かッ!
「…とにかくカオスゲートを、
 魔界の住人共を止めなくては。
「あれではバーサ神殿も長くは保たん
 じゃろう。封印方法を知らぬ以上、
 破壊してでも止めるしかないぞ!


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